kulumoBLOG

kulumoの日常や勉強法や生徒の成長記録を掲載していきます

選択と試行

こんにちは、kulumo岡山駅前教室です。

kulumoの授業の流れは3つのステップ

に分かれます。

❶授業を聞く

  (知識の獲得が目的)

❷ドリル(問題を解く)

  (学習事項をまとめることが目的)

❸小テスト(問題を解く)

  (アウトプットに熟達することが目的)

生徒「先生!ドリル終わった!」

講師「ドリルの間違えはどれぐらいあった

   かな?(^ ^)」

生徒「えーと・・・」

講師「間違えた問題の解説をメモしている

   かな?(^ ^)」

(メモを探すが・・・見当たらない・・・)

講師「それでは、次にやることをA、B

   2つのコースから選んでください」

  (Aコース)ドリルをやり直して、

    自分の苦手の整理と記録(メモ)

    を行った上で小テストにのぞむ。

  (Bコース)予定通り小テストを

    やってみる。小テストで間違えた

    問題の直しをやり直す。

  ※考慮事項 小テストの演習は、問題

    がランダムに出題される場合があり

    ポイントを順番に押さえる学習には

    不向き。

講師「どちらを選びますか?(^ ^)」

生徒「ドリルを再学習してから小テストを

   受けます」

  *  *  *

多くのお子様が、Aコースの選択肢を選ぶの

ですが、仮にBコースの選択肢を選ぶことに

なっても特段の事情がないかぎり、その選択

を本人の意思として実行していただいており

ます。

Bコースを選択すれば、非効率・手間が

かかる・しんどい・勉強がつらいという思い

を味わうことになるのですが、その経験も

大事だからです。

選択に迷ったとき、「失敗するかしないか」

「失敗したくない」という気持ちだけに支配

されて先に進めないことがあります。

一般的に言われる「失敗」に自ら足を踏み

入れてでも次に進む力をつける経験を、

小中学生はたくさん積むことができると

考えています。

  *  *  *

一般的にお子様の成長が進むと、必要な

学習量に対する持ち時間がひっ迫してくる

ため、学習効率の低い選択肢を取ることが、

大きな支障をもたらす場合がでてきます。

だからこそ、いろいろな思考と選択の経験を

この小中学生の間にたくさん積んでおくこと

が大切なのです。また学習塾であるからこそ

各々の選択肢をとったあとのフォローも

できるのです。

  *  *  *

ただ効率の高い学習法を等しく提示すると

いうことだけが学習塾の役割ではないと考え

ています。選択をし、成功も失敗も、あるい

はそのどちらにも分類できないような経験を

していくことができる時期に、お子様の現状

に応じて多様な選択肢を提示できるように

準備をしております。

もちろんデメリットが大きすぎる試行や、

お子様の現状から試行の余裕がないときの

選択肢の提示は行っておりません。

  *  *  *

「失敗しないやり方」を学びすぎると、

新しい試みに飛び込んでいく時の思い切りの

良さが減衰します。

失敗した経験が良い経験として積みあがれば

お子様にとって大切な将来の選択も、即時性

が求められる判断も行っていただき、失敗

してもどのようにリカバーしていくのかを

考える習慣がついて行ってもらえれば、

小中学校の勉強はお子様にとって有意義で

あったといえるのではないでしょうか。

自らが考え、選択する授業、

kulumo岡山駅前教室では、

無料体験授業を受付中です。

当ホームページから

お気軽にお問合せ下さい!

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